
【実践レビュー】L絶対衝激~PLATONIC HEART~|見た目は萌え、中身は激アツ!技術介入で差がつくA+AT機を初打ち!
【実践レビュー】L絶対衝激~PLATONIC HEART~|見た目は萌え、中身は激アツ!技術介入で差がつくA+AT機を初打ち!
可愛いビジュアルに反して、実は硬派なゲーム性でコアファンを唸らせるスマスロ新台『L絶対衝激~PLATONIC HEART~』。
今回はホール導入初日に本機を実践。完全初見ながら、衝撃目や技術介入要素に魅了されつつ、リアルボーナスとATの絡み合いを体感。
ノーマルライクなA+AT機の奥深さを余すところなくお届けします。
台確保から実践スタート:偶然のご縁に感謝
開店から少し経った時間にホールへ到着すると、目当ての『L絶対衝激』はすでに満席。
しばらく空台待ちをすることになったが、たまたま遊技を終えた方に声をかけていただき、幸運にも台を確保することができた。
11時半の時点でのデータは以下の通り。
項目 |
内容 |
総ゲーム数 |
約826G |
ビッグ |
2回 |
バトルボーナス |
2回 |
AT突入回数 |
9回 |
差枚 |
マイナス |
数値上はマイナスだったが、AT回数はそこそこ。ボーナス合算から見ても、まだ展開次第でチャンスがありそうだと判断し、試打をスタート。
通常時はシンプルかつ技術介入あり
打ち始めてまず感じたのは、「懐かしさ」と「直感的な打ち方の分かりやすさ」だった。通常時の基本手順は以下の通り。
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左リールにバー狙いでチェリーをフォロー
-
スイカテンパイ時は中リールにもスイカをフォロー
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レア役はチェリー・スイカ・共通7枚ベル・リーチ目系フラグ
特に目を引いたのは「共通7枚ベル」と「3択7枚ベル」の存在。前者は中段揃いで、ボーナス期待度は約26%。チェリーは約9.5%、スイカは1.5%程度とのことで、設定差の可能性もありそうだ。
打感としてはAタイプを彷彿とさせる軽快さがあり、目押しで出目を絞り込む感覚がとても心地よい。
初当たりは「衝撃目」からのプラトニックボーナス
打ち始めて間もなく、「衝撃目」と呼ばれるリーチ目が停止。ボーナス確定の演出とともに、ビッグボーナス(プラトニックボーナス)に当選。
ボーナス中はジャックイン方式で出玉を獲得していく仕様。技術介入要素として、2コマ目押しによるジャックインの「狙い撃ち」があり、これが成功するとそのゲームでのジャックインが確定する。
この実践でも見事に目押し成功。さらに、ジャックイン時に1/4で成立する「バー揃い」にも当選し、AT「プラトニックタイム」が確定。
ボーナス後はチャンスゾーンへ突入
ボーナス終了後は、必ずチャンスゾーン「絶対領域」へ移行。仕様は以下の通り:
-
継続G数:5G+α
-
小役成立でポイント加算(最大5pt)
-
5ptでAT突入
-
キャラによって初期ポイント数に差あり(例:2ptや4ptスタートも)
このゾーンでは、3択ベルやリプレイを引きながら、内部的にポイントを加算していく。3択ベルの正解時は継続+ダメージ、ハズレ時はチャンス終了というリスクもあるため、かなり緊張感のある局面だ。
中押しによる「1確目」など、出目でも楽しめる要素が多く、技術介入を楽しみながら進められるのもポイント。
5pt到達でAT「プラトニックタイム」へ
順調に3択ベルを当て、リプレイ・レア役も絡めながら5ポイントに到達。見事、AT「プラトニックタイム」に突入した。
ATはセット継続型の仕様で、以下のような特徴がある:
内容 |
詳細 |
セットG数 |
30G |
純増 |
約0.3枚/G |
ボーナス当選でセット継続あり |
|
セット終了時は「コンティニューゾーン」へ |
このAT中は一気に出玉を増やすというより、「ボーナスまでの橋渡し」という役割が強く、ボーナスのヒキと絡めてどこまで伸ばせるかが肝となる。
AT「プラトニックタイム」で連チャンの波に乗れ!
初当たりから突入したAT「プラトニックタイム」は、1セット30G+継続ジャッジで構成され、1Gあたりの純増は約0.3枚と控えめ。だが、その代わりにリアルボーナスやセット継続によって出玉を伸ばしていく仕様であり、展開次第では一撃性も十分にある。
セット最終ゲームではキャラとのバトル演出が発生。勝利すれば次セットへ継続、敗北時は「コンティニューゾーン」へ移行し、ボーナス引き戻しによる復帰チャンスが訪れる。
コンティニュー中のボーナスが熱い!超絶対領域でAT復帰
AT終了後、突入した「コンティニューゾーン」は10G+α。ここでリアルボーナスを引けばAT復帰+上位チャンスゾーン「超絶対領域」が確定。
今回はこのコンティニュー中に見事ボーナスを引き当て、超絶対領域に突入することができた。
「超絶対領域」では初期状態で4pt所持しており、小役1回でAT確定という激アツ仕様。プレッシャーの中でリプレイ成立、小役加算成功からのAT復帰が決定。この瞬間の快感はまさに“絶対衝激”。
一気にATストックを積み上げる怒涛の展開
再突入後のATは流れが変わった。中段チェリーや共通7枚ベルからボーナスを連発し、ATセット数のストックが加速。
中でも印象的だったのは、リーチ目(衝撃目)からのプラトニックボーナス当選、さらにその中でバー揃いに成功し、再度AT確定+チャンスゾーン上乗せを得た流れ。ボーナス・AT・チャンスゾーンの好循環が一気に成立したことで、6セット以上のストックを確認。
楽曲「竜巻」が流れ始めたことで内部的に複数ストックの可能性も示唆。体感としては、もう一段階上の「波」が来たことを感じる。
リプレイが熱い!? 細かな出目と演出バランスの妙
AT中もリール制御は非常に秀逸。例えば、リプレイ成立時の違和感、チェリー停止時の演出矛盾など、通常時から引き続き“狙って察知する”楽しさがある。
特にボーナス重複期待の高い共通7枚ベルの停止時は、期待感と緊張感が混じり合い、AT中にも関わらずノーマルタイプ的な“引き”の快感を味わえる。
「第3停止を押すと奥義演出が見られない」などのちょっとした攻略要素も含め、パチスロらしさが随所に散りばめられていた。
実践結果まとめ:設定不問でも戦える!?
今回の最終結果は以下の通り。
項目 |
内容 |
総投資 |
17,000円 |
獲得枚数 |
1,364枚 |
差枚 |
+582枚 |
ボーナス合算 |
約1/188(表示上) |
トロフィー出現 |
なし |
表示上のボーナス確率は良好に見えるが、実際にはATゲーム数もカウントされているため、実質的な確率はもう少し重め。トロフィーも出現しなかったことから、設定的には中間以下だった可能性が高いと推測される。
それでも勝利できた要因は、ボーナス中の技術介入成功率と、チャンスゾーン・AT中の引きの噛み合いに尽きる。技術とヒキの両面で出玉を伸ばせる本機のポテンシャルを強く感じた。
総評:リーチ目好き・技術介入派は打たなきゃ損!
初打ちの感想を一言で表すなら「萌え台の皮をかぶった本格派」。
見た目はライト層向けにも映るが、実際に打ってみると目押しや出目の法則性、技術介入の比重、さらには通常時〜AT中にかけての絶妙な演出バランスと、“打ち手を飽きさせない仕掛け”が満載。
特に以下の点に魅力を感じた。
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ボーナス後の必ず訪れるチャンスゾーン
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3択ベルや中押しによる選択肢の多さ
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演出と出目の矛盾で楽しむ“違和感スロット”
-
レギュラーでもAT抽選があるため無駄が少ない
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ノーマルタイプ+ATの良いとこ取り
今後の設定推測ポイントとしては、「対戦キャラの振り分け」「初期ポイントの有無」「特定ボーナス成立契機」などが挙げられそうだ。解析が進めば、高設定挙動の見抜き方も明らかになってくるはずだ。
まとめ:これは“絶対衝激”だった
総じて、L絶対衝激~PLATONIC HEART~は「萌え×Aタイプ×AT」という三要素を高いレベルで融合させた意欲作。特に目押しやリーチ目を楽しむ層、ノーマルタイプで“設定不問でもワンチャン狙いたい”層には、間違いなく刺さる機種だと断言できる。
また、打ち込めば打ち込むほど発見があるタイプで、攻略要素・技術介入の余地がありつつ、展開次第では一撃1000枚超えも狙える設計が魅力。
今後、再度ホールで腰を据えて打ちたいと思わせてくれる一台だった。