もう物語シリーズの初代から10年も経つんですね。物語シリーズで最も人気があった初代のパチスロ化物語は原作を知らなくても十分に楽しめる作りでパチスロから原作を追った方も多いのではないでしょうか。取り上げた作品も非常に良かったのと、パチスロ機の中でもゲーム性も非常に優秀でフリーズ演出や物語シリーズの代名詞とも言える『倍々チャンス』は打ち手を本当にアツくさせてくれました。そんな『物語』シリーズも偽物語やセカンドシーズンなどが発表されホールで稼働していましたが、面白いパチスロ機ではあったもののなかなか初代の優秀さをどうしても比較してしまうファンも多く、評価も割れてしまい人気があったものの初代を超える人気は獲得できなかったようです。そして2023年9月4日に物語シリーズファン待望の新台『パチスロ傷物語ー始マリノ刻ー』がホールに登場予定です。6.5号機で早く出ないか待ちわびていた方も多い事でしょう。今作は公式からも『シリーズ最狂の倍々チャンス』と謳っていますから期待せずにはいられませんし、是非新しい倍々チャンスとはどんなものになっているか是非チェックしてみて下さい!
非常に期待が高まるパチスロ機ですが今回は過去に出た物語シリーズの比較もしながら解説していきたいと思います。
パチスロ傷物語ー始マリノ刻ースペック紹介
|
メーカー |
サミー |
|
機械割 |
97.8%~111.3% |
|
導入予定日 |
2023/9/4予定 |
|
タイプ |
ATタイプ(6.5号機) |
|
AT純増 |
2.8.枚 |
|
コイン単価 |
調査中 |
|
50枚での平均回転数 |
約32.7回転 |
|
天井 |
999G? |
|
コンプリート機能 |
あり |
|
導入予定台数 |
約20000台 |
リール配列から見ると偽物語よりも化物語に寄せている印象を受けますがリール配置は結構変更されていますので新しい楽しみ方に期待出来そうです。特徴的なのは赤7と青7の配置が近い所でしょうか。この配置の秘密はボーナスの『2択』に影響してくる配置なので遊んでみていただけるとなるほど!と納得できるかと思います。
50枚の平均回転数はAT機では平均的な数値ですね。AT純増枚数は2.8枚で初代の化物語は2.7枚だったので増え方の体感は良さそうな雰囲気です。やはり人気機種の最新版だけあって導入予定台数も20000台とかなり多めな印象です。それだけ稼働に期待できるということでしょうからホールでの活躍に期待ですね。
AT確率・機械割
|
AT初当たり確率 |
機械割 |
|
|
設定1 |
1/265.3 |
97.8% |
|
設定2 |
1/258.1 |
- |
|
設定3 |
1/241.9 |
- |
|
設定4 |
1/219.1 |
- |
|
設定5 |
1/202.5 |
- |
|
設定6 |
1/190.6 |
111.3% |
初当たりは全体的に軽い印象ではありますが機械割で見てしまうとかなり下だときつい印象ですね。上は110%越えているのでかなり強そうです。AT機として化物語と比較するとAT突入確率は化物語の方が全体的に軽かったのでホールで実践してみて数値上で見ると重そうという印象をもってしまうかもしれませんね。しかしながら今作はAT当選率が130ゲーム以内だと45%とかなり通常ゲームからの突入期待度が高めとなっているようなので感覚的にはデータ上で見るAT初当たり確率よりは体感軽く感じられるしようかなと思います。
設定変更後の恩恵
設定変更時の恩恵で現時点で判明している部分は通常999ゲーム消化でAT当選となっているようですが設定変更後は400ゲーム消化でAT当選に変更となるようです。また設定変更時の初当たりで『降臨ノ儀』の当選期待度が25%にアップしている模様です。
ゲームフロー
通常ゲーム時はレア役成立と規定ゲーム数消化でATを目指していくフローですが、直行も存在するようです。基本的にはクライマックスバトル(CB)を経由してATの『鬼血闘(ヴァンピーバトル)』に移行、AT終了後は引き戻しゾーンに移行し、引き戻しor通常ゲームに戻るといった流れになっています。
通常時の概要
通常時はレア役当選と規定ゲーム数到達からクライマックスバトル(CB)を目指す流れになります。AT直撃もあるようですが詳細は調査中で激熱役と呼ばれる怪異揃い、超強チェリー、中段チェリー辺りがAT直撃の可能性があるのかもしれないですね。
レア役当選からのクライマックスバトル(CB)
レア役当選からクライマックスバトルまでの詳細ですが、どのステージからでも突入は期待できるのでステージよって確率は変動するとは思います。初代と同様に学習塾ステージはかなりアツいステージになっているようです。今作の学習塾ステージの立ち位置的には、前兆の第一段階みたいな立ち位置なので前兆である工場ステージへの発展はかなり期待できると思います。講堂ステージは学習塾ステージより弱いようですがレア役成立で期待が出来るステージになっています。なおレア役当選期待度は以下のようになっているようです。
|
小役 |
CB期待度 |
|
弱チェリー |
低 |
|
スイカ |
↓ |
|
チャンス目 |
↓ |
|
強チェリー |
↓ |
|
強ベル |
高 |
規定ゲーム数到達からのクライマックスバトル(CB)
物語シリーズでは今までこのような仕様がありませんでしたが今作から規定ゲーム数到達でクライマックスバトル(CB)に突入するようです。詳しい規定ゲーム数のデータは調査中ではありますが100ゲーム単位での消化がゾーンではないと断定ではないですが推測されています。130ゲーム以内でのAT当選率は45%と約1/2の確率ぐらいで突入を謳っていますのでまだ今作の細かいデータが出ていない段階では辞め時の指標くらいにしかなりませんが覚えておくのがいいと思います。また500ゲーム到達時はクライマックスバトルの突入期待度が大幅にアップするようですので台選びの際に500ゲーム以上嵌っている空き台を狙って立ち回るのがよさそうですね。
前兆『工場ステージ』の概要
通常時のレア役成立、規定ゲーム数到達から前兆ステージの『工場』に移行して敵が出現でクライマックスバトルに発展という流れになっています。こちらの工場ステージですがさまざまな演出が用意されていて『狙え!カットイン演出』や『カウントダウン演出』などワクワクしそうな演出が用意されています。工場ステージでの怪異図柄成立ですが・・・・本前兆の場合→対戦キャラの昇格抽選・フェイク前兆の場合→本前兆への昇格抽選を行っているようですのでもしフェイクだったとしても怪異図柄成立で昇格も期待できるので最後まで気が抜けないステージに仕上がっています。
クライマックスバトル(CB)
前兆ステージの工場から発展するチャンスゾーンで吸血鬼ハンターと対決で勝利した場合にAT鬼血闘(ヴァンピーバトル)当選となります。対戦相手は全部で3人でそのうち1人と対戦となります。どの吸血鬼ハンターと対決になるのかでも期待値は左右されます。
|
対戦相手 |
勝利期待度 |
|
ドラマツルギー |
低 |
|
エピソード |
中 |
|
ギロチンカッター |
高 |
対戦相手の期待度は上記の表を参照してください。対戦相手も重要ですがクライマックスバトルの基本ゲーム数は4ゲームで、消化中にリプレイや小役揃いで回想に発展するのですがこちらが4段階あります。回想は一気に2段階進むこともありますが、背景赤の階層まで続くと期待度80%オーバーですので赤以上進められたら安心といっていいでしょう。なお回想中はクライマックスバトルのゲーム数の消化は停止します。
吸血鬼ループ
初代にあたるパチスロ化物語でいうところの『解呪連モード』にあたるようなループを搭載していて前兆ステージやAT終了時などあらゆる場面からクライマックスバトルへの移行抽選を行うループです。前兆ステージまで到達したが対決まで発展しない、AT終了後引き戻しゾーンでも引き戻しできずに通常モードに移行した場合やクライマックスバトル敗北後でもレア役を当選していないのに演出がザワザワすると言った場合はこの吸血鬼ループに入っている可能性があります。AT終了時、前兆終了時やクライマックスバトル敗北後に諦めずに続けてプレイするとAT突入も可能性がありますので吸血鬼ループの可能性も確認しながら立ち回るといいと思います。
AT『鬼血闘-ヴァンピーバトルー』の概要
通常時からの直撃やクライマックス勝利後に本機のATであるヴァンピーバトルに突入する訳ですが、こちらのATは差枚管理型で初期枚数は100枚、純増枚数2.8枚のATになっています。AT消化中は怪異高確状態とレア役狂化ステージに移行があり、この二つが同時に発動するチャンスもあるようです。またAT開始直後は怪異高確状態からのスタートになるので直後から上乗せや特化ゾーンへの移行も十分可能性があるといったところですね。他にもスイカ成立ボーナス抽選、ボタンフリーズ発生で大量上乗せなど様々な要素は盛り込まれていますのでただただAT消化と言う訳ではなくワクワクしながら消化出来るような仕様にまとまっていると思います。
バトルループで大量上乗せの特化ゾーン『解鬼ノ刻』
AT中のレア小役や怪異図柄成立で抽選が当選契機となっていてこちらの解鬼の刻に当選すれば保留上乗せとバトルループで大量上乗せが実現できるといった感じになっています。概要としては3パートに分かれていて『保留獲得パート』『バトルパート』『報酬受け取りパート』となっています。保留獲得パートで上乗せ保留を獲得していきバトルパートで継続するかの抽選、その後報酬受け取りでバトルで勝利していればループといった流れになります。
保留獲得パート
保留獲得パートでの保留アイコン詳細は以下の通りです。
|
保留アイコン |
報酬内容 |
|
上乗せ保留(白) |
差枚数上乗せ |
|
上乗せ保留(赤) |
差枚数上乗せ 3桁乗せ期待度アップ |
|
BONUS保留 |
ボーナス獲得 |
|
羽川保留 |
差枚数上乗せor羽川ステージ移行 |
|
忍野保留 |
忍野ステージ移行(BONUS×4) |
|
キスショット(10歳) |
10枚or3桁乗せorキスショット10歳ステージ移行 |
|
キスショット(12歳) |
10枚or3桁乗せorキスショット12歳ステージ移行 |
|
キスショット(17歳) |
3桁乗せorキスショット17歳ステージ移行 |
|
バトル保留 |
バトルパートへ発展 |
上記保留アイコン表示中のゲームで小役揃いで保留獲得確定になり、ハズレで保留獲得抽選となります。中でもステージ移行のある羽川、キスショット、忍野の保留アイコンは強力なので保留獲得したいところですね。
バトルパート
バトルボーナス保留を獲得すると突入するパートで5ゲームで完結し、その消化ゲームの内容によって勝敗が確定して継続か終了か抽選といった仕組みになっています。リール下の戦況メーターで有利なのか不利なのか分かるようになっていますがこれはゲーム中に小役を成立させると有利側にメーターが動くようになっていて、小役を多くそろえられれば継続の期待が高くなると言っていいでしょう。レア役で復活演出も用意されているようですので不利な状況であってもレア役を獲得していれば復活に期待できそうです。
報酬受け取りパート
バトル勝利後に移行するパートでバトルゲーム数は1ゲームのみとなっていて報酬は『上乗せ』『ボーナス』『降臨ノ儀』となっています。3・7・10セット目のバトル継続時の報酬は通常の報酬よりも優遇されているようです。
BONUS
AT消化中のスイカ成立で抽選、解鬼の刻でボーナス保留から突入。今回のボーナスは差枚数上乗せ型のボーナスという仕様となっていて、消化中のベル揃いや7図柄成立で差枚数上乗せとなります。ボーナス入賞時の7揃いは今作のリール配置を見ていただくと分かる通り青、赤がかなり近い位置に配置していますが、押し順で揃う7図柄が決まります。7図柄の種類によって待遇も変わり、赤7の場合ボーナスゲーム数は20ゲーム、青7の場合は30ゲームとなっています。消化中7狙いカットイン演出が発生する事がありますが、こちらも2択となっていて青7成立で大幅上乗せが期待できる仕様になっています。
最狂の倍々チャンス!『降臨ノ儀』
まずはベースとなる上乗せ数決定ゲームから・・・
シリーズ最狂の倍々チャンス!と謳っているように本機一番の注目ポイントであり、大量上乗せに最も期待できる演出となっています。何が強いのかというと『EX発動』が物凄い破壊力を秘めています。早速ですが詳細を見てみましょう。
降臨ノ儀では最初にベースとなる上乗せ枚数を決定します。こちらは2択ベル成功時にリール左側に表示されている数字をゲット出来るようになっていますが、液晶左上に3つまで数字が入るようになっていてこちらに獲得した数字が入るようになっています。2択ベルで数字を3つゲットした後に〇×〇×〇といったように乗算されてベースとなる上乗せ数が決定するといった形になっています。例えば6と7と9を獲得した場合378枚上乗せされるといった感じですね。ただ、この3つの数字、ゾロ目や語呂合わせで大量獲得が出来るようになっているようです。詳細はまだ不明ですが色々な組み合わせがあるのでベースとなる上乗せ枚数が決定するまでワクワク出来るポイントになっています。
決定後、決定したベース上乗せ数を倍々に!
先程説明したようにベースとなる上乗せ枚数は数字3つ獲得で決定とお伝えしましたが、ここからが最狂と謳う理由となっているEXチャレンジです。簡単に説明すると先程から『ベースとなる上乗せ獲得枚数』と記述していますが、こちらの獲得枚数を倍にする抽選を行います。EXチャレンジは失敗するまで倍に出来ますので4桁乗せも夢ではありません!300枚獲得して成功2回したら600枚、1200枚なので破壊力は本当に最狂と謳っている事に偽りはないですね。ちなみにベース上乗せ枚数を抽選する際に上乗せベルではなくレア役が成立する事がありますがEXアイコンを獲得できることがあります。獲得した分だけEX発動保証となっているようですので降臨ノ儀全体が本当にアツいチャンスと言えるでしょう。なおベース上乗せ枚数確定時に199枚以下は保証となっているようなので199枚以下でベース上乗せ枚数が確定した場合はEX発動するようです。
AT引き戻しゾーン『鬼の血闘ヲ終わラセルな』
AT終了後に突入する引き戻しゾーンで3ゲームしかありませんがレア役成立で引き戻し確定となっています。その他にもチャンス音が鳴ったら、下パネル点灯など演出があるようですので3ゲームに気合を入れましょう!復活した場合は100枚以上の上乗せ確定でATに再突入します。
有利区間リセット時の引き戻しゾーン『狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな』
有利区間リセット時に発生する引き戻しゾーンで通常の引き戻しゾーンよりも恩恵が強めになっています。レア役以外でも抽選しているとの情報もありますが詳細は調査中です。ただ成功した場合は降臨ノ儀スタートとかなりアツい引き戻しゾーンとなっています。失敗しても500ゲームまでにはAT当選濃厚、次回のAT当選時に降臨ノ儀のチャンスがあるようです。
ロングフリーズ『始マリノ刻』
本機のロングフリーズは期待枚数なんと2700枚となっていて、内容は降臨ノ儀とEX発動確定となっています。かなり強めの演出でもありますし、物語シリーズファンでしたら一度は引いてみたい演出ですね。
さいごに・・・ライターの解説と感想
初代物語シリーズのパチスロ化物語がホールに登場して10年も経ちますが『倍々チャンス』が好きだったというファンが未だ存在してますね。ゲーム性ももちろん面白かった名機として今でも語り継がれる事が多い機種でしたが、今作は初代寄りのゲーム性を意識した作りで新しさもプラスされているファン待望のパチスロ機ではないでしょうか。
本機は色々な角度から大量の出玉を獲得できるチャンスが散りばめられていますし、期待できる演出へ突入するルートが多い印象を受けました。初代のように色々なギミックや確率など解析情報がまだまだ出てくるとは予想していますが複雑なつくりで飽きさせない。そんな一台になっているようなので長くホールで活躍して愛されるパチスロ機となって欲しいですね。
©西尾維新 / 講談社・アニプレックス・シャフト ©Sammy






