バカラ
バカラは、バンカーとプレーヤーの位置に置かれた 2 枚のカードのうち、最後の 1 桁の合計が 9 になるカードのどちらに賭けるゲームです。
ゲームの進行状況に応じて、追加のカードが配られる場合があります。 素早い意思決定とシンプルで明確なルールから「カジノの王様」として知られ、現在では特にアジアで人気のゲームとなっています。
多くの人、特にカジノ経験者は、世界中のカジノで利用できる数多くのカジノゲームに熱中しています。
実際にバカラをプレイしてみると分かりますが、バカラのルールは勝てば2倍、負ければ全額没収されるので、依存症になる可能性があるので注意が必要です。
バカラの基本ルールは「カードの合計が9に近い方が勝ち」なので、数えさえできればすぐにバカラを始めることができます。
バカラは、どのプレイヤーまたはバンカーが合計ポイントを「9」に近づけるか、それ以上でもそれ以下でもないかを予測するテーブル ゲームです。 これは非常にシンプルでわかりやすいルールです。
例えば、プレイヤーの合計ポイントが「9」、バンカーの合計ポイントが「7」の場合、当然「9」に近い数字を持ったプレイヤーが勝ちとなります。 Player に賭けたプレイヤーは賭け金の 2 倍を受け取り、Banker に賭けた賭け金は没収されます。
両方の合計が同じ場合は引き分けとなり、賭け金は返金されます。
バカラではジョーカーを除く 52 枚のカードを使用しますが、数字は 0 ~ 9 のみを数え、すべての絵札は 0 (または 10) として数えます。 十の位が消えているので0でも10でも同じです。
カード | 数え方 |
---|---|
A | 1 |
2/3/4/5/6/7/8/9/10 | 数字のまま |
J/Q/K | 0 または 10 |
つまりバカラのシュー(まだ場に出ていないカードが入っている箱)には0が圧倒的に多いことがわかります。これを利用した攻略法が後述するカウンティングです。
バカラは単純明快でわかりやすいルールが特徴のカジノゲームです。
バカラは、「バンカー」「プレイヤー」2つの場所に2枚ずつカードを置きます。
そしてその2枚のカードの合計数字下1桁が「9」に近い方が勝ちとなるゲームです。
数のカウントの仕方は次の通り。
最初に置いた2枚のカード、いずれかの合計が「8」「9」だった場合は、その場で勝負が決着し、合計数が「9」に近い方が勝ちです。
バカラには3枚目を引くケースがあります。それは次のどちらかに状況が当てはまる場合になります。
※なおどちらの状況も「プレイヤー」「バンカー」共に「8」「9」どちらも引いていないものとする
名称 | 意味 |
ディーラー | カードを配布する人・ゲームを仕切る人 |
タイ | 引き分け |
コミッション | 手数料。主にバンカーに賭けて勝った時に発生する |
ノーコミッション | 手数料が取られないルール |
バカラ | 合計数字の下1桁が「0」の時。最弱 |
スート | 絵柄のカード |
デック | バカラで使われるカードの束。ジョーカーがない |
ナチュラル | 最初の2枚のカードの合計数時の下1桁が「8」か「9」のとき |
クー | 1ラウンド |
スクイーズ | 一番多くチップをかけた人がカードをめくること。カードをゆっくりとめくること・絞り |
基本的なものは上記の通りです。
バカラには用語が多数ありますが、上記の用語を覚えておけば、問題なくプレイすることができます。
バカラの種類は数多くありますが、主とされているのは以下の4種類です。
コミッションバカラは、基本的なバカラルールを踏襲したゲームのことをいいます。
コミッション(手数料)を徴収するルールを採用しているため、この名前が付けられました。
コミッションとは、賭ける場所「バンカー」「プレイヤー」のうち「バンカー」にベットし勝利した場合、カジノ側にとられる手数料のことです。
基本額は「5%」で、例えば100チップ「バンカー」にベットし勝利した場合、配当が100チップのうち5%をカジノに徴収されるため、払い戻しされるチップは195チップです。
コミッションは「プレイヤー」に賭けた場合は採用されません。バカラは基本的に「バンカー」側が有利とされているからです。
基本ルールは変わりません。
ただし、「バカラテーブルが小さい」「一番多くチップをかけた人がカードをめくるスクイーズがない」などの特徴があり、賭け金も他と比べると少なく済みます。
基本的なルールに変わりはなく、ミニバカラともほとんど違いはありません。
唯一にしておきな違いが「スクイーズがある」ことです。一番大きい金額をベットしたプレイヤーにスクイーズの権利が与えられます。
スクイーズはバカラにおいて、最も盛り上がるといえるポイントです。
そのため、スクイーズの権利を求めて掛け金も吊り上がり、ミニバカラと比べて掛け金も増えることが予想されます。
コミッションバカラに反して、コミッションが発生しないルールのバカラのことを「ノーコミッションバカラ」と呼称しています。
その代わりにノーコミッションバカラは、「バンカー」側が「6」で勝った際は配当が半額となる特殊ルールが存在します。
「バンカー」に100チップベッドした場合は、「6」で勝利すると150チップ、その他の数字だと200チップの配当額が支払われるのです。
コミッションバカラと違い、コミッションはありませんが、配当額が変わる可能性があることは念頭においてプレイしてください。
バカラで使用される道具は、基本的に以下の6つです。
ゲームに利用するテーブルです。バカラ専用のレイアウトが描かれています。
現金の代わりに使用されるコインです。リアルカジノなどではICチップなどが埋め込まれ不正防止対策が施されています。
バカラで使用されるカードです。基本的にはジョーカーを抜いた52枚のトランプが使用されています。
別名は「カッティング・カード」です。
カードデッキの底に置いて、他のプレイヤーからカードの内容が見えないようにしたり、シャッフルをするタイミングを確認するためにおいたりする役割を持っています。
シャッフルした後のカードを収納する箱です。
カードを配りやすい仕様になっているほか、カードの数を数えることができるタイプもあります。
カードを保管しておくホルダーです。
ディーラーは自身の右手側に設置し、カードを保管します。ただし、スクイーズを行う「ビックバカラ」などでは、ディスカードホルダーは利用しません。
スクイーズを行うとカードに癖がつき、1度のプレイごとにカードを廃棄してしまうためです。
バカラとポーカーはルールが全く違うゲームです。
あえて2つのゲームの違いをあげるとしたら以下の点が挙げられます。
バカラ
ポーカー
バカラとポーカーの最も大きな違いは、対戦相手がいるかどうかです。
プレイヤー同士戦うポーカーは心理戦や頭脳戦で勝敗が決まりますが、バカラは対戦相手がおらず、基本軸は「バンカー」か「プレイヤー」どちらに賭けるかの運要素が非常に強いゲームです。
そのため「バカラ」は単純明快、「ポーカー」は奥が深いゲームと称されることが多いのです。
バカラのペアとは、最初にカードをオープンした際に2枚の数字やスート(絵柄)が同一であることを指しています。サイドベットとしてよく利用されています。
サイドベットはメインの賭けでなく、それ以外の項目にチップを賭けること。バカラでいうと「バンカー」と「プレイヤー」どちらの数字が強いか以外の項目にチップをベットすることをさしています。
サイドベットはローカルルールとして扱われることが多いですが、「ペア」はかなりの確率で用意されており、その出現確率の低さから、一発逆転の配当として認知されています。
ペアには5種類あるため、成立条件と一般的に設定される配当を以下にてまとめました。
名前 | 成立条件 | 配当 |
プレイヤーペア | 開始時、プレイヤー側2枚とも数字が同一な時 | 12倍 |
バンカーペア | 開始時、バンカー側2枚とも数字が同一な時 | 12倍 |
イーザーペア | 開始時、プレイヤー・バンカーのどちらかの2枚とも数字が同一な時 | 6倍 |
パーフェクトペア | 開始時、プレイヤー・バンカーどちらかの2枚とも数字とスート(絵柄)が同一な時 | 26倍 |
パーフェクトツーペア | 開始時、プレイヤー・バンカーどちらもの2枚とも数字とスート(絵柄)が同一な時 | 201倍 |
バカラは一見運要素の強そうなテーブルゲームのように感じますが、実際には勝率をアップさせる攻略法がいくつか存在します。
ここではバカラの勝率アップに繋がる「罫線戦略」「カウンティング」「システムベット」、以上3種類の攻略法についてそれぞれ解説していきます。
バカラにおいて、罫線にはさまざまな種類がありますが、基本となるのは「大路(ダイロ)」と呼ばれる罫線を使った戦略です。この罫線は、英語で「BIG LOAD(大きな道)」を意味し、バカラにおける最も大きなゲーム展開を描いています。
多くのランドカジノやオンラインカジノでは、この大路だけを常に表示しているバカラが多いため、誰でもゲーム展開を一目で把握することができます。
まずは下の画像を確認してみてください。これがバカラでお馴染みの大路であり、青色がPlayerの勝利を示し、赤色がBankerの勝利を示しています。
まず最初にPlayerが3連勝し、その後Bankerが2連勝、そしてPlayerが6連勝した後に引き分けとなり、展開は再びバンカーの連勝に戻ります。
大路は左側から過去の履歴が並び、右側ほど新しい履歴となります。勝ち続ける限り◯は下方に並び、勝敗が変わった時点で次の列へ移動します。引き分けの場合には/で表示されます。
大路を確認すると、ある法則(パターン)が完成しています。必ずしも法則通りになるとは限りませんが、どちらか一方に偏ったり、1ゲーム毎勝敗が変わるパターンもあります。
例えば、大路を見てPlayerが3連勝以上していない状況がずっと続いている場合、もしPlayerが3連勝した時点で、次はBankerにベットすることができます。過去のデータから3連勝以上しないことが判明しているため、高い確率でBankerが勝利します。
このようなことを聞くと、やはりオカルト的だと思われるかもしれません。しかしバカラは限られたカードで展開し、シュー内のカードによって法則が生じます。残ったカードでゲームが展開するため、罫線は予想における重要な参考データなのです。
カウンティングと聞くとブラックジャックをイメージされる方が多いですが、バカラも同様の方法でシュー内のカードを把握し、PlayerかBankerどちらが勝ちやすい状況なのかがわかります。
バカラのカウンティング方法は下記の表通りに数字を増減します。
テーブルに出たカード | カウント |
---|---|
A/2/3 | +1 |
4 | +2 |
5/7/8 | -1 |
6 | -2 |
9/10/J/Q/K | 0 |
例えば「A」が出たら+1、次に「4」が出たら+3、次に「5」で+2… のようにテーブル上に出たカードを全てカウントしていきます。
このカードカウンティングの最大の目的は、賭けるタイミングを示唆することです。
カウントが15以下の場合にはBankerが有利であるケースが多く、16以上の場合はPlayerが有利になります。通常、バカラではBankerに賭ける方が有利で、ペイアウト率も高くなります。しかしカードカウンティングでカウントが16以上になっている場合は、迷わずPlayerにベットしましょう。
確実な勝利を保証する攻略法ではありませんが、カードカウンティングで割り出された数字に従ってベットすることにより、バカラでの勝率は大幅にアップします。
特にどちらか一方に数字が偏っている場合には、大きくベットし勝負するタイミングです。常にカードカウンティングに集中し、タイミングを逃さずにプレイしましょう。
バカラが世界中で人気の理由、それは「ルールがシンプルで覚えやすい」「RTP(ペイアウト率)が高く稼ぎやすい」、そして「スクイーズのドキドキ感」の3つです。
ここではバカラが人気の理由について、それぞれ解説していきます。
バカラは数多くあるテーブルゲームの中で最もシンプルなルールを採用したゲームの1つです。PlayerかBankerのどちらが「9」に近いか、確率約50%を予想するだけの単純明快なルールです。
3枚目のカードを引く条件は確かに複雑ですが、わざわざ覚える必要はなく全てディーラーに任せるだけでゲームは進んでいきます。テクニックもスキルもいらないため、誰にでも平等なギャンブルです。
シンプルイズベストという言葉に嘘はありません。バカラがこの言葉の意味を証明してくれるでしょう。
もっとシンプルなテーブルゲームをお探しならアジア版バカラ「ドラゴンタイガー」がおすすめです。
バカラのRTP(ペイアウト率)は平均98%と非常に稼ぎやすいギャンブルです。カジノ全体的な平均RTPは96~97%程度のため、バカラがどれだけ高いかご理解いただけるはずです。
日本で遊べるギャンブルと比較すれば一目瞭然で、競馬や競艇などの公営ギャンブルで約75%、パチンコ・パチスロで約80%です。
またバカラの場合、罫線戦略やカウンティング、システムベットなどを正しく実践することで、さらにRTPが高くなります。シンプルかつ稼ぎやすい、まさに理想的なギャンブルがバカラです。
バカラだからこその醍醐味がスクイーズで、少しずつ見えてくるカードの数字に、他のギャンブルでは味わえない最高のドキドキ感を体験できます。
スクイーズにも様々なやり方があり、縦横から絞るオーソドックスなスクイーズ、またカード2枚を重ねて少しずつずらしていく方法もあります。
他にもカードの一部分を手でちぎって、パズルのように元に戻していくスクイーズもあります。バカラでは一度使用したカードは基本的に破棄するため、テーブル上であればどんな方法でも認められています。
実際にスクイーズを体験してみたい場合には、是非ランドカジノへ足を運びましょう。
日本では賭博法により、金銭を賭けたバカラは禁じられています。
ただしインターネットでプレイすることできるオンラインカジノで行う場合は別です。
海外のサーバーを経由してプレイしているため、日本国内でなく海外で賭博行為を行っていると見なされるからです。
オンラインカジノのバカラは、大きく分けて2つのタイプが採用されています。
本物のディーラーとオンライン上でプレイすることができます。
ディーラーの顔色や表情を読み取ることができるため、まるで本場のカジノでプレイをしているような臨場感を楽しめます。
プログラムを相手にしてプレイをするのが、テーブルゲームバカラです。
テーブルゲームプレイだと無料プレイとされているオンラインカジノも多く、初心者にも好まれています。
ソフトウェアによっては、ディーラーが架空のキャラクターやアニメ、アバターなどになっているタイプもあります。
日本国内で金銭を賭け対象としたカジノは違法です。絶対に足を踏み入れないようにしてください。
リアル店舗でのバカラを日本国内で行いたい場合は、チップを対象にしたアミューズメントカジノでプレイするようにしましょう。
また、海外のカジノでは日本人でも金銭を賭けの対象としてプレイすることが可能です。
いずれかのパーティの合計ポイントが 8 または 9 ポイントに達していない場合、ディーラーはポイントに応じてバンカーおよび/またはプレーヤーの手札にカードを追加します。 ただし、3 枚目のカードが配られるときのルールは非常に明確です。
バカラのルールでは常にプレイヤーが優先されます。 バンカーのハンドはプレーヤーのハンドによって決まります。 具体的なルールは次のとおりです。
プレイヤーの合計ポイントが8または9の場合、カードを補充しない通常のカードの勝ち方です。 プレイヤーが勝ちます。
プレイヤーの合計ポイントが 6 または 7 の場合、カードは引かれません。
プレイヤーの合計ポイントが 0 ~ 5 の場合、バンカーの合計ポイントが 8 または 9 でない限り、プレイヤーはカードを 1 枚追加します。 このときディーラーのポイントが8か9であればディーラーの勝ちとなり、プレイヤーはカードを引きません。
ディーラーが 3 枚目のカードを引く場合にも特別なルールがあります。 実は特に覚える必要はありません。
ディーラーの最初の 2 枚のカードの合計ポイントは次のとおりです。
0、1、または 2 ポイント: プレーヤーが合計 8 または 9 ポイントの特別なカードを取得しない限り、バンカーがカードを引きます。
3 ポイント: プレーヤーが引いた 3 番目のカードが 0、1、2、3、4、5、6、7、または 9 ポイントの場合、バンカーはカードを引きます。
プレイヤーのドローカードが 8 ポイントの場合、バンカーはカードを引きません。
4 ポイント: プレーヤーが引いた 3 枚目のカードが 2、3、4、5、6、または 7 ポイントの場合、バンカーはカードを引きます。
プレイヤーの補充カードが 0、1、8、または 9 ポイントの場合、バンカーはカードを補充しません。
5 ポイント: プレーヤーが引いた 3 枚目のカードが 4、5、6、または 7 ポイントの場合、バンカーはカードを引きます。
プレイヤーの補充カードが 0、1、2、3、8、または 9 ポイントの場合、バンカーはカードを補充しません。
6 ポイント: プレイヤーが引いた 3 枚目のカードが 6 または 7 ポイントの場合、ディーラーはカードを引きます。
プレーヤーの補充されたカードが 0、1、2、3、4、5、8 または 9 ポイントの場合、バンカーはカードを補充しません。
7時:どちらの側もカードを引きません。
8 または 9 ポイント: 標準カード番号のどちら側にも 3 番目のカードは追加されません。
バカラのルール自体はPlayerとBankerのどちらが「9」に近いかを予想するだけですので、初心者でも簡単に理解できます。これまでカジノで遊んだことのない方でも問題なく楽しめます。ただし3枚目を引く条件については少々複雑なため、実際に何度も遊んで慣れるしかありません。
ランドカジノのバカラはスクイーズと呼ばれるカードの絞りが可能なため、PlayerとBanker、それぞれテーブルで最も多くのチップをベットしたプレイヤーのみカードに触れる権利があります。ただしミニバカラの場合は全てディーラーの手によって進行するため、プレイヤーがカードに触ることはできません。
バカラには様々な種類がありますが、基本的なルールは1つだけです。2枚、または3枚のカードの合計額が「9」に近い方が勝利となります。ただしオンラインカジノではLightning BaccaratやNo Commission Baccarat、Bonus Baccaratなど、配当やゲーム性が少々異なる様々な種類のバカラがあります。