バカラのカードカウンティングとは【わかりますか】

カジノ戦略

目次

カードカウンティングは、バカラの必勝法の一つとして知られています。

バカラだけでなく、トランプを使ってプレイするゲームならほとんど使えます。

カードカウンティングとは、参加者が過去に出たカードを記録し、それによってデッキ内残りのカードを把握し、次に出るカードを推測するという攻略法です。


カードカウンティングとは

ブラックジャックやバカラで使用できる必勝法として多くのプレイヤーが利用しているものがカードカウンティングです。カードカウンティングとはゲームで使用されたカードを記録していくことで、シューに残っているカードを予測するというものです。そして、どのカードがたくさん残っているかによってプレイヤーとバンカーのどちらか有利なのかを判断し、ベットします。

これによりブラックジャックやバカラでの勝率を上げることができるのです。この記事では、バカラにおけるカードカウンティングの仕方を解説していきます。

バカラで思うように稼げない、勝率を上げる方法を知りたい、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。


バカラカウンティングのやり方とルール

まずはカードカウントのやり方とルールを紹介します。

それはとても簡単ですがランドカジノでやる場合は暗算と記憶力が必要となります。

オンラインカジノでテストしながら練習してみてください。

バカラではディーラーの進行によってバンカー側、プレイヤー側にカードが2枚ないしは3枚配られて1ゲームが終了していきます。次のゲームも同様にこれの繰り返しです。

配られたカードの「数字」を観察し、次のルールで足し算引き算を繰り返していきます。

カウントの仕方

配られたカード足し算引き算
A、2、3+1
4+2
5、7、8ー1
6ー2
9、10、J、Q、K±0

例)プレイヤーに3、4が配られ、バンカーに5、6、Jが配られた
→+1+2-1-2±0=0

例)プレイヤーにA、2、3が配られ、バンカーに9、2、4が配られた
→+1+1+1±0+1+2=6

このように計算していきます。下の方の数字が出ればカウントが増え、上の方の数字が出ればカウントが減るイメージです。9~Kが出てもカウントは動きません。

次のラウンドでもその次のラウンドも、ずっと加算を続けていきます。

どのように賭けをするか

カウントが15以下の場合はバンカーにベット。(カウントが0未満でも)
カウントが16以上になればプレイヤーにベット。

つまり普段はバンカー側に賭けるのが有利ですが、低い数字のカード(ローカード)がたくさん使われたデッキでは、プレイヤーが有利になると言われている訳です。

デッキ数を考慮して割り算する

オンラインカジノのライブバカラの場合は8デッキを使うケースがほとんどです。ランドカジノでも6や8デッキが使われます。

カードシューのデッキ数によってカウントを割り算して、1デッキに対してのカウント数に変換する必要があります。

例えばカウントが+45になってたときに、残りのデッキ数が5であれば、45÷5=9となり、本来のカウントは+9になります。

例えばカウント+48で、残りのデッキ数が3しかなければ、48÷3=16となり、本来のカウントは+16となります。

※残りのデッキ数をどうやって確認すればよいでしょうか。

それは何枚使われたかを数えておくか、テーブルに置かれているカードシューに残されたカードの山を見て判断するしかありません。

※カウントを残デッキ数で割り算したときに、小数点が出たらどうするか。

小数点に関する扱いはいくつかの文献でも確認できなかったので2つのやり方をあなたの裁量で選択してください。

①小数点はそのまま利用する。→15.4は15.4だし、15.9は15.9とする。
②小数点は四捨五入する。→15.4は15とし、15.5は16に切り上げてカウント。

このときベットする閾値(15.5以上以下など)はご自身で決めてもらう。

デッキがシャッフルされた後からカウントする

デッキの途中でバカラに参加した場合、今までどんなカードが使われたかわからないので、ディーラーがシャッフルをして新しいデッキに交換された後からカウンティングを始めることになります。


ブラックジャックとバカラカウンティングの比較

カードカウンティングというとブラックジャックの必勝法だというイメージが強いでしょう。しかし、カードカウンティングはブラックジャックだけではなく、バカラでも使用することができます。

しかし、バカラとブラックジャックではルールが異なります。

ブラックジャックの場合、カードカウンティングの結果に基づいてヒット、スタンドのどちらをするかを選択することができます。これによって勝率を上げることができます。

しかし、バカラにおいてはヒット、スタンドのように選択することができず、すでに与えられたルールにも基づいてゲームが進行していきます。そのため、カードカウンティングをしたとしても、バカラにおいてはブラックジャックほどの影響力を持ちません。

ブラックジャックとバカラでは、勝つ条件、プレイヤーが有利になる条件、バンカー(ディーラー)が有利になる条件が異なります。そのため、カードカウンティングの仕方や考え方も全く異なるのです。

使用されたカードをカウントし、シューに残っているカードを推測する、という概念は共通していますが、具体的な方法は別です。そのため、ブラックジャックとバカラのカードカウンティングは違うものとしてとらえていいいでしょう。

今までブラックジャックでカードカウンティングをしていた方は、ぜひ一度頭の中をリセットしてからバカラでのカードカウンティングを学んでくださいね。

バカラのカードカウンティングに使われる用語

バカラのカードカウンティングについて細かく説明していく前に、よく使われる用語をご紹介します。

デック、デッキ

バカラのカードカウンティングに使われる用語

デックまたはデッキは、バカラで使われるカードの束を表しています。

バカラで使うトランプカードは、ジョーカーを除くA~Kまでの13枚×4種類の絵柄という全52枚で構成されています。

この52枚を1デックとして計算し、増えるごとに2デック、3デックといいます。

バカラの基本デック

6デック = 52枚 × 6 → 312枚

8デック = 52枚 × 8 → 416枚

シュー

バカラのカードカウンティングに使われる用語

シューとは、バカラで使用されるデックが収納されている、まだ使われていないカードの束です。

バカラではこのシューからカードを取り出していき、プレイヤーとバンカーに配っていくことになります。

ディスカードホルダー

バカラのカードカウンティングに使われる用語

ディスカードホルダーとは、すでに使用したカードを破棄するための場所です。

シューから取り出されたカードはゲーム内で使用され、そしてディスカードホルダーへと収納されていきます

バカラのカードカウンティングの仕組み

バカラのカードカウンティングの仕組み

バカラでカードカウンティングが有効なのは、必ずといっていいほどカードの出方が偏っているから。

こちらの罫線(けいせん)からもわかるように、バカラでは必ずどちらか連勝するようなこと場面があり、これはカードが偏っているからです。

なぜカードが偏っているとどちらかが連勝しやすいのか、次の項で説明します。

シュー内に4以下のカードが多ければプレイヤーが有利

バカラのカードカウンティングの仕組み

シュー内に4以下のカードが多い場合、プレイヤーベットで勝つ可能性が高くなります。

バカラでいう4以下のカードとは、A~4と10/J/Q/Kなどの10を含めた絵柄です。

つまり0~4までのカードがシュー内に多いと、プレイヤーが有利に働くのです。

プレイヤーのハンドが5以下の場合に3枚目が配られるため

バカラのカードカウンティングの仕組み

バカラには3枚目が配られるルールというのもあり、このルールによって4以下のカードが多いとプレイヤー有利になるのです。

例えばこちらのゲーム、プレイヤーハンドが4となっているときプレイヤーには3枚目のカードが配られます。

そして配られたカードは4以下が多く3であった場合ハンドは7。

同時にバンカーは3枚目ルールにより配られずそのまま勝負をすることになります。

4以下のカードが出やすい状況ではプレイヤーだけ小さい数字のハンドから小さい数字を追加して9に近づけられます。

その一方、3枚目として4以下のカードをプレイヤーが引いた場合にバンカーは追加カードを引けません。

▼プレイヤーは3枚目のカードを引く条件に該当

バカラのカードカウンティングの仕組み

プレイヤーのハンドが5という状況で、バンカーもハンドは5となっています。

このときプレイヤーは3枚目のカードを引く条件に該当するので、3枚目のカードが配られます。

▼プレイヤーハンド8vsバンカーハンド5でプレイヤーの勝ち

バカラのカードカウンティングの仕組み

プレイヤーに配られた3枚目のカードは3で、ハンドは8となりました。

対してバンカーも引きたいところですが、3枚目の条件によりプレイヤーの3枚目カードが3だったので引けません。

つまりプレイヤーハンド8vsバンカーハンド5で勝負をし、プレイヤーの勝利となりました。

シュー内に6以上のカードが多ければバンカーが有利

バカラのカードカウンティングの仕組み

バカラではシュー内に6以上のカードが多い場合、バンカーが有利とされています。

6以上のカードとは6~9までのカードなので、4以下のカードと比べれば少し少ないですね。

プレイヤーは3枚目を引いてもバンカーは引けないという条件のため

バカラのカードカウンティングの仕組み

シュー内に6以上のカードが多い場合には、仮にプレイヤーのハンドが5以下で3枚目を引けてもさらに大きい数字が出やすくなります。

合計ではプレイヤーハンドが結局1となり、対してバンカーはプレイヤーが引いた3枚目のカードに依存します。

ここではプレイヤーの3枚目が8だったのに対してバンカーのハンドは6、そのため3枚目のカードは引けません。

ですが、プレイヤーは大きい数字を多く引いているので合計すると逆にハンドが低くなりがちで、バンカーは勝ちやすくなるのです。

▼プレイヤーは3枚目のカードを引く条件に該当

バカラのカードカウンティングの仕組み

プレイヤーは3枚目のカードを引く条件に該当するので、3枚目のカードが配られます。

バンカーは、プレイヤーの3枚目のカードがどんな数字かによって配られるかどうかが決まります。

▼プレイヤーハンド4vsバンカーハンド5でバンカーの勝ち

バカラのカードカウンティングの仕組み

バンカーのハンドは5で、プレイヤーに配られた3枚目のカードがQとなったので3枚目のカードは配られません。

ここで配られたカードが6 or 7であれば3枚目が配られていましたが、8 or 9だと配られません。

6以上のカードは6~9で4種類しかありませんので、バンカーに3枚目が配られる可能性自体低いということでもあります。

バカラカードカウンティングの使用例

ここでは実際にバカラでカードカウンティングをする時の流れを見ていきましょう。

1. デッキの確認

まずは実際にゲームを始める前に使用されるデッキの数を確認しましょう。バカラではジョーカーを除く52枚のカードが使用され、6デッキ、または8デッキでゲームが行われるのが一般的です。ゲームによって使用されるデッキ数が異なるので、ゲーム画面のヘルプ画面などからいくつのデッキが使用されているかを確認しましょう。

2. 各カードのカウンティング

初心者の場合は、まずは紙とペンを用意するのがいいでしょう。今回紹介した最初の2つの方法をどちらかを使用するかを決め、出たカードの枚数を正の字で数えていきます。

これによって4以下の数字がたくさん使用されている場合はバンカーにベット、4以上の数字がたくさん使用されている場合はプレイヤーにベットします。

カードカウンティングは同じシューが使用されている限り、継続することができます。ゲーム画面をリセットした場合はシューもリセットされるので、それまでのカウントはすべて無効となります。1から新しくカードカウンティングをするようにしましょう。

カウンティングを行う際の注意点

ここではカードカウンティングを使用する際に注意点を紹介します。

カードのシャッフルに注意

オンラインカジノでバカラをプレイする場合、ほとんどのゲームでは1ゲームが終了する度にカードがシャッフルされます。このような場合、せっかくカウントしたとしても毎回シューがリセットしてしまうため意味がありません。

そのため、オンラインカジノでカードカウンティングを使用する場合、シューのシャッフルが行われないゲームを選ぶ必要があります。ライブカジノゲームでは同じシューが使用されるため、カードカウンティングが使用できます。

コンピューターを相手とした通常のバカラゲームの場合、ほとんどのゲームでシューがシャッフルされます。

ブラックジャックほど効果がない

カードカウンティングはブラックジャックにおいてとても効果的な必勝法です。そのため、同等の勝率を期待してバカラでもカードカウンティングを使用しようと考える人が多いと思います。

しかし、バカラでのカードカウンティングの有効性はそこまで高くなく、ブラックジャックのように格段に勝率が上がるというわけではありません。

確かに試してみる価値はありますが、あまり期待せずに参考程度の使用するのがいいでしょう。

バカラカウンティングのデメリット

ということで、ここまでシミュレーターを作成する過程での気づきとデメリットを整理します。

カードを数えるのが大変

カードを数えるのめちゃくちゃ大変です。その間ずっと観察し続けなくてはいけません。これは1日で習得できるスキルではなくて相当な練習と忍耐が必要かと思います。

カードカウンティングはオンラインカジノ×ツールやスマホでやった方が効率的だと思います。

カウントが16になることはめったにない

これは自分で検証してて気づきました。カードデッキから1ゲームごとにカードが配布されていきますがランダムでカードが切られるので、場に出るナンバーもバラバラです。

+1すれば‐1するし+2したと思ったら‐2になることもあるので、だいたい±2の範囲で動きながらゲームが進行していきます。

なのでカウントが進行して、偏る事って滅多にありません。ていうか無い。

例えば残デッキが6あれば、すでに2デッキ使用(104枚)で、カウント+96になって初めて96÷6=16(本来のカウント)になります。

残デッキが5であれば、3デッキ使用(156枚)時点で、カウント+80です。

残デッキが4なら、4デッキ使用(208枚)時点で、カウント+64です。

これってかなりA、2、3、4がよほど偏って出てくれないとこうなりません。

今回の検証では意図的に偏ったカードデッキを生成してから検証に入りましたけど、現実世界のバカラではカウントが+16になることは滅多にないと思います。

よしんば偏りが出始めるとして、残デッキ4~2ぐらいまでカウントを継続しないといけません。

カードが再シャッフルされるまで観察し続けても偏りが出ない可能性が高いですね。

途中でカードデッキのリセットが行われる

カットカードが出るまで何ラウンドプレイされるかはその時次第ですが、仮に70ラウンド経過後に再シャッフルと考えます。

バカラカウンティングのデメリット

1ゲームで使われるカード枚数は概ね5枚と考えれば、70ラウンドで使用カード数は350枚。てことは残枚数は66枚ぐらい。(残デッキは1~2)

ということで、偏りが出てくる前にリセットが行われる可能性があります。観察し続けるのは時間の無駄というか時給換算すると割に合わない。

カードシャッフル後に無作為に数枚のカードが捨てられる

1ゲーム目が開始される前に、ディーラーによって無作為の最初の数枚のカードが伏せられたまま捨てられます。

これによって最初の数枚のカードカウントは出来ないことになります。

まとめ

バカラだけでなくブラックジャックの必勝法としても有名なカードカウンティングですが、正確にカウントできればかなり勝率は上がります。

勝率が上がっていけば運頼みにはならなくなるので、ハイローラーたちの資金をごっそり稼いでいくことも可能です。

カードカウンティングを始めとした必勝法を使わないままだと、負けやすくなってしまうのでぜひ実践してみましょう

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